ご利用ガイド

「風のおひるね メルクリン鉄道模型王国」は、主にヨーロッパのデジタル鉄道模型を走らせて遊ぶ人が、知識とスキルを身につけるための学習のサポートをすることを目的としています。

対象者

  • 主にヨーロッパのデジタル鉄道模型を走らせて遊びたい人
  • 年齢は15歳(高校生)以上の人
  • 日本語を母国語としている人を想定しています

対象としている製品

ヨーロッパ製のデジタル鉄道模型

主にメルクリン社が販売している製品ブランド(HO、TRIX、MiniTRIX、1番)を対象にしています。
ROCOブランド、Fleischmannブランド、Z21システムを対象にした記事もあります。

「デジタル」鉄道模型専用の内容になりますので、「アナログ」鉄道模型については対象外です。

メルクリン社の製品でも、「Z」はアナログしかラインナップされていませんので、このサイトの内容では遊べませんのでご注意ください。
HO、MiniTRIXについては、説明上必要な場合には、アナログモデルの内容があります。

なぜメルクリンなのか?

長い歴史があり、鉄道模型業界で最大級のシェアを持ち、車両からレール、システムまでトータルで取り扱っていいる総合メーカーであり、Zから1番ゲージまで、多彩なスケールと種類をラインナップしており、在庫もいつでも常に豊富で容易に購入でき、価格も品質に見合っていると感じているからです。

私は、日本で購入できるほとんどの種類とスケールの鉄道模型を、実際に購入して遊んできました。
その中で、ベストバイだと感じて、長いこと遊び続けることができたのが『メルクリン』だったからです。

個人的には、在庫がいつでも豊富であることが、特に重要でメーカーを信頼して長く遊び続けるには重要な要素になっていると感じています。

メルクリンは3線式で特殊ではないのか?

違います。

日本では、特にデジタル鉄道模型については情報が少なく、しばしば誤解や間違った情報があります。
一時期、日本のメディアでさえ「メルクリンは倒産した」とニュースで報道されたことがありますが、事実としては倒産していません。資本と経営者が交代しただけです。

「メルクリンは3線式で特殊」というのも、その典型的なものの1つです。

現在のメルクリン社は多彩なラインナップを販売しています。大きさも種類も様々です。
かつては多数のメーカーが競争していましたが、現在はメーカー統合が進み、メルクリン社が多くのブランドを販売ているからです。
3線式のHOもメジャーであり、メインでもありますが、2線式の鉄道模型製品も有名で数多く提供しています。

メルクリン社が販売する鉄道模型のうち、どの製品で遊ぶかは、ユーザーが自由に選べます。

Zゲージはアナログのみですが、N、HOはデジタルが主流ですが、アナログでも遊べます。
大きな1番ゲージや、庭園鉄道のLGBブランドも、現在ではメルクリン社のラインナップです。

3線式HOは、日本ではなじみが薄いかもしれませんが、ドイツでは大きなシェアがあります。特殊でありません。
むしろ、鉄道模型の大きなジャンルの1つです。
日本にも、私をはじめとして、多くの3線式HOのファンがいます。

メーカー純正品

基本的には、メーカー純正品のみを対象としています。

自作や改造、ショップのカスタム商品・部品、パーツを買い集めたりしての組み立て等は対象外です。

メルクリンやROCOは鉄道模型の総合メーカーです。自作や改造などをしなくても、メーカーが販売している製品を購入して、説明書通りに設置して操作するだけで、鉄道博物館のような運転ができるレイアウトを作ることが出来ます。
現在のデジタル鉄道模型では、「CV値」「設定値」といった用語や仕組みを覚えなくても、列車を楽しく走らせることができるようになっています。

自作や改造を否定しているわけではありませんが、普通に遊ぶためには必要ありません。
自作や改造をすることで、メーカーの保証も受けられなくなってしまうので、当サイトでは取り上げません。

運営方針

ナレッジのデータベース

私が実際に遊んで、経験したことのみを記事にしています。
また、できるだけメルクリン社公式の情報や説明に準拠しています。

ニュースメディアやキュレーション(情報まとめ)サイトでありません。
人気の車両を紹介したり、流行りの遊びを追いかけるような内容は、ありません。

私が自分自身の趣味として、実際に調べて、やってみて、遊んだ、経験そのものを記事にしています。
記事に書かれていることは、すべて実際にその通りにできます、遊べます。

逆に、私が知らないこと、やっていないことは、掲載していませんし、質問されても「知りません」としか回答できません。

そもそも個人サイトであり、私自身が知識と体験を整理してまとめる目的で運営しているからです。

直接的なコミュニケーションの重視

多くの記事や動画も掲載していますので、わからないことは検索して調べることで学習できるように、継続的に努力して参ります。

しかし、不明点や質問は、オンライン/リアルによる対面で、直接コミュニケーションを取りながら進める方針です。

鉄道模型はリアルの高度な知的玩具であるため、私は長年の経験から、メールやテキストでは十分なサポートと情報提供が難しいと結論付けています。

お問い合わせやご相談は「相談窓口」から、お気軽にどうぞ。
基本的にはビデオ通話にて対応させていただきます。

メール、(質問や回答そのものの)テキスト等での対応は行っておりません。

有料サポートサービスの実施

「説明を読んで、見て、聞いただけでは、よくわからない。実際に直接教えてほしい。一緒にやってみてほしい」というご要望にお応えするために、有料でのサポートサービスも実施しております。

すでに日本全国から多くの方にご利用いただいており、中には継続的にサポートさせていただいている方もいらっしゃいます。

詳しくはこちらをご覧ください。

サイトのご利用方法

基本的には、すべて無料でご利用いただけます。

項目一覧からカテゴリーやキーワードを選んで記事を見つけていただくか、検索ボックスにワードを入力して検索してください。

わからないことがある場合には、「相談窓口」から直接聞いていただくのが、いちばん手っ取り早いです。

また、「何かがうまくいかない」というほとんどの場合において、原因はその部分にあるのではなく、もっと手前の基礎的なことを知らない、習得していないことが多いです。

これまで私が相談に乗ってきた経験上、本当に多いです。体感8割は基礎的な部分での失敗です。

ですので、一度基礎からしっかりと情報を確認していただくことを、強くお勧めします。

古い内容の記事に注意!

ヨーロッパのデジタル鉄道模型は、毎年、常に進化し続けています。
車両もシステムも機能がアップデートし、昨年のやり方は、今年はもう通用しないかもしれません。

しかし、一方で、いつまでもレガシーなシステムでも、遊び方でも、遊び続けられるというメーカー保証と、楽しさがあります。

ユーザーによって、使用している製品の時代と遊び方が異なります。

このサイトも古い記事を削除していた時期がありますが、古いシステムのユーザーから怒られました。
そのため、記事はどんどん新しいものが追加されると同時に、古いものも堆積して残っています。

新しいシステムのユーザーは、古いシステムの記事は、間違っている、適用できないと感じることがあるかもしれません。
それは避けられない事実です。

そのため、常に自分が利用しているシステムと遊び方に、適合した記事を探してください。
記事の更新日付や機器の種類(CS2、または、CS3など)は、記事が適合しているかどうかの参考になります。

風のおひるねのSNS

各種SNSでも発信しています。

いろいろとやってみましたが、現在は、XとYoutubeに集約しています。